[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 6[2,2,2] > 6 #2 (3D6) > 16[6,5,5] > 16 #3 (3D6) > 7[2,4,1] > 7 #4 (3D6) > 7[2,3,2] > 7 #5 (3D6) > 12[5,1,6] > 12

[メイン] アイシャ : x5 3d6 #1 (3D6) > 6[3,2,1] > 6 #2 (3D6) > 10[2,2,6] > 10 #3 (3D6) > 12[4,5,3] > 12 #4 (3D6) > 9[3,5,1] > 9 #5 (3D6) > 11[4,3,4] > 11

[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 11[6,1,4] > 11 #2 (3D6) > 9[5,3,1] > 9 #3 (3D6) > 13[3,5,5] > 13 #4 (3D6) > 11[2,5,4] > 11 #5 (3D6) > 9[3,4,2] > 9

[メイン] 御剣怜侍 : x5 3d6 #1 (3D6) > 8[2,2,4] > 8 #2 (3D6) > 11[1,4,6] > 11 #3 (3D6) > 6[1,1,4] > 6 #4 (3D6) > 8[2,1,5] > 8 #5 (3D6) > 10[5,3,2] > 10

[メイン] GM : schoice ター デンジ 怜侍 (choice ター デンジ 怜侍) > ター

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 休日の昼下がり、何らかの用事で繁華街に来ていた探索者たち(用事はなんでもいいが、急ぎの用でない方がいい)。

[メイン] GM : するとターが、「すみません」と声を掛けられる。

[メイン] ロックスター : 「ああ?」

[メイン] ロックスター : 声の方を向くんすがね

[メイン] デンジ : 「zzzz……」

[メイン] アイシャ : 「大丈夫ですか」

[メイン] GM : 振り向くとそこには、とても可愛らしい高校生くらいの『少女』が立っていた。

[メイン] 御剣怜侍 : 「? 何か用かな……」

[メイン] 御剣怜侍 : 声をかけられたのはターだが……一応私も返す。

[メイン] ロックスター : 「厳つい男以外に声をかけられるたあ珍しいんすがね……」

[メイン] アイシャ : 「それはそう」

[メイン] 少女 : 「このあたりに来るのは初めてで、迷ってしまったんです。道を教えていただけませんか?」
困った顔でターに尋ねる。

[メイン] ロックスター : 「道を聞く相手は選んだ方がいいたあ思ってんすがね……」

[メイン] アイシャ : 「ター、女の子には優しくですよ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「何、貴様はそうはしないだろうが、悪い気を起こそうものなら……検事バッジをつきつけて、後は流れで……だ」

[メイン] ロックスター : 「分かってらあ……あまり脅しなさんな」

[メイン] ロックスター : 「まあそういうわけで道案内くらいは引き受けるんすがね……」

[メイン] ロックスター : 確認は取るまでもないのは2人の反応で分かってんすがね……

[メイン] 少女 : 「ありがとうございます。お礼にその喫茶店でお茶でもご馳走させてください」
ニッコリと微笑む。

[メイン] GM : 勘のいい探索者なら『少女』はどうやら逆ナンをしようとしていると気づくだろう。

[メイン] アイシャ : アイディア良いですか?

[メイン] GM : 振って下さい

[メイン] アイシャ : CCB<=55 (1D100<=55) > 43 > 成功

[メイン] 御剣怜侍 : CCB<=50 (1D100<=50) > 35 > 成功

[メイン] ロックスター : ccb<=60 (1D100<=60) > 41 > 成功

[メイン] 御剣怜侍 : まさか……冗談だろう……!? 思わずたじろぎながら、私は冷や汗をひとなすりさせる。

[メイン] ロックスター : とうとうおれにも春が来たんすがね…すがね……

[メイン] アイシャ : よかったねっていう顔でターの背中を叩く

[メイン] ロックスター : 「おっふ!へへへ……まあそういうことならお茶の一杯くらいご馳走になるんすがねェ!」

[メイン] 御剣怜侍 : まあ世の中にはとんだ好き者がいるのはわかっているが……まあそれをどうこう言うのは無粋だろう。知り合いとして祝ってやろう

[メイン] GM : 3人と少女は喫茶店に向かいますが、そこで『少女』は道行く誰かの顔を見て、急に「すみません、急用を思い出しました!」と去って行ってしまう。

[メイン] アイシャ : 「えぇ‥」

[メイン] ロックスター : 「!?」

[メイン] 御剣怜侍 : 何ぃ!? な、まさか……そういう事か!? 面食い……いやターに声をかけた時点で何もかもがわからないが……

[メイン] ロックスター : 「出会って5秒で惚れられて5秒でフラれたんすがね……すがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……茶ぐらい、私が馳走してやるさ」

[メイン] アイシャ : 「ドンマイ」肩ポンポン

[メイン] ロックスター : 「ありがてえ……」

[メイン] デンジ : 「ふわぁ〜…レゼおせーなァ〜約束すっぽかされちまったのか?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「パンだろうがケーキだろうが、いくらでも頼むがいい……むっ、デンジか」

[メイン] アイシャ : 「喫茶店にいたのですか」

[メイン] ロックスター : 「テメェデンジか……」

[メイン] デンジ : 「アァ〜?いつもの3人じゃねぇか」

[メイン] 御剣怜侍 : まさか三馬鹿トリオと認識されてるのではなかろうな……私は違うぞ! と言わんばかりにたじろぐ

[メイン] ロックスター : 「デンジも加えて4人たあ思ってんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「! そうだ……デンジ、貴様とて例外ではない」

[メイン] デンジ : 「オレを含めたらいつもの4人でおかしな事になるだろ〜が〜〜よ〜」

[メイン] アイシャ : 「それはそう」

[メイン] ロックスター : 「おかしなことになる方が気が紛れていいたあ思ってんすがね……ウッ…ウッ…ウァッ!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……ところでデンジよ、今こいつは傷心している。茶を馳走してやるところだ」

[メイン] デンジ : 「なるほどなぁ〜〜でもオレは茶を飲んできたばっかりだぜ〜〜〜」

[メイン] アイシャ : 「今からターの残念会をやるとこですがデンジもどうですか?」

[メイン] デンジ : 「飯でも奢ってもらわないとな〜〜〜〜〜」

[メイン] ロックスター : 「相も変わらず勝手なヤツなんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ぐっ……まあいいだろう、ター以外も好きな物を頼め……度が過ぎんようにな」

[メイン] アイシャ : 「わかった、ゴチになります」

[メイン] デンジ : 「食費が浮いたぜぇ〜」

[メイン] ロックスター : 「流石検事さんなんすがね……!」

[メイン] 御剣怜侍 : それにしても……本当にあの少女、好き者だったな……金持ちの良さそうな相手を選ぶなら、私に声をかけそうなものだが……金目当てでもなかったのか?

[メイン] デンジ : 「んで何があったんだァ?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ターの口から聞かせるのは、荷が重い。私から話をしよう」

[メイン] 御剣怜侍 : ここまでの経緯をデンジに話した。

[メイン] アイシャ : 「お願いします」

[メイン] ロックスター : 袖で涙を拭いながら横で話を聞いている

[メイン] 御剣怜侍 : 「まあこんな所だ……5秒で告られ、ものの5秒で振られる……わけがわからないが催眠術だとかそういった物ではない、現実だ」

[メイン] アイシャ : 「よしよし」頭撫でる

[メイン] ロックスター : 「ウッ…!ウッ…!ウァッ…!」

[メイン] デンジ : 「成程なァ〜オレはいつでもモテ期来てるからどうでもいいけどよぉ〜」

[メイン] ロックスター : 「失せろォォオオオ!!!」

[メイン] アイシャ : 「ひどい」

[メイン] 御剣怜侍 : はあ、とため息をつきながら席に座る。

[メイン] デンジ : 「オレも席に座って注文するか〜まずはメニューの商品全部だな」

[メイン] アイシャ : 「ほどほどにしてあげてくださいね」

[メイン] ロックスター : 「そいつァいいや……」

[メイン] 御剣怜侍 : 度が過ぎるなと言っただろう……と言うが、軽はずみに奢ると言った私がバカだったな……。

[メイン] 御剣怜侍 : こうして、次々とテーブルに届く飲食物を口にしていった。

[メイン] デンジ : 「なかなかうめェな」

[メイン] アイシャ : 「美味し〜〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「別に急ぎの用でもないが、この繁華街には用があって来た。食べたらすぐに喫茶店を出るぞ、そして悲しみはここに置いていく事だ、ターよ」

[メイン] 御剣怜侍 : ご当地トノサマングッズ……絶対に手に入れなくてはな。

[メイン] アイシャ : 「パァ〜っとやりましょう」

[メイン] ロックスター : 「うめえんすがね……すがね……」
明らかに女にモテなさそうな不作法具合で無遠慮にガツガツ食べる

[メイン] 御剣怜侍 : フッ、気を使う事もなかったな。ガツガツと食べるターを見て、私は安心する。

[メイン] ロックスター : 「分かってらァよ……食った食ったァ!」
最後の一口まで流し込んで勢いよく席を立つ

[メイン] デンジ : 「ハァ〜〜食った食ったぜ」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は、軽く腹を満たした時点で、六法全書……に見せかけたトノサマン大百科を全員が席を立つまで軽く読み返した。

[メイン] アイシャ : 「では行きますか?」

[メイン] デンジ : 「んで今からどうすんだァ?オレは予定がないけどよ」

[メイン] ロックスター : 「じゃあデンジもついて来るといいたあ思ってんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……こうやって四人揃うのも私の多忙ゆえに稀だ。せっかくなのだから貴様もついてくるがいい」

[メイン] アイシャ : 「デンジ行きましょう」

[メイン] デンジ : 「ったく、仕方ねぇなァ〜〜〜」

[メイン] ロックスター : 「御剣の気が変わらないうちに店を出るぞォ~~~!!」

[メイン] アイシャ : 「おぉ〜〜」

[メイン] 御剣怜侍 : デンジが席を立ち、同行する様子を見せた所で私は喫茶店から出る。

[メイン] GM : 喫茶店を出てからしばらくすると、探索者たちは人の少ない通りに出る。すると、路地裏から甲高い女性の悲鳴が聞こえる。

[メイン] 御剣怜侍 : 「!!」

[メイン] アイシャ : 「なんだ(^^)!?なんだ(^^)!?」

[メイン] ロックスター : 「!」

[メイン] デンジ : 「アァ〜〜???また悪魔の仕業かよ」

[メイン] 御剣怜侍 : 路地裏の方か! 私は声のした方向へと駆け出す。

[メイン] デンジ : 「デビルハンターのオレの出番だなァ〜〜!!」

[メイン] アイシャ : 私も駆けつけます

[メイン] GM : 路地裏に駆け付けた場合、先ほどの『少女』が膝をついて何かに怯えているのを目撃するだろう。そして次の瞬間、探索者たちの視界は光に白く塗りつぶされる。

[メイン] アイシャ : 「おわァアアアアアアア〜〜〜!!!」

[メイン] ロックスター : 「アンタら気は確かか!?」
と言いつつ追いかける

[メイン] 御剣怜侍 : 「! 君は……ぐっ……っあ!?」

[メイン] ロックスター : 「……おわァアアア~~~~~~っっ!!!!!!!!???」

[メイン] 御剣怜侍 : 少女に声をかけようとすると、目の淵にまで光がねじ込まれ、塗りつぶされ、何も見えなくなる。

[メイン] GM : 意識を失う直前、探索者たちは「面白い、その愛をたしかめてみせろ」という男性の声を聞く。

[メイン] アイシャ : 「!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「何―――……?」

[メイン] ロックスター : 愛とか今一番聞きたくないんすがね……と思いつつ失神した。

[メイン] デンジ : 「ちぃ!罠かよォ…!」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 探索者たちが目を覚ますと、そこは目が痛くなるほどの真っ白な部屋の中だった。
そこにいるのは、探索者たちと『少女』のみ。

[メイン] 御剣怜侍 : 「ぐうっ……」

[メイン] アイシャ : 「ここは?」

[メイン] デンジ : 「何処だここ」

[メイン] 少女 : 起き上がり不安そうな顔をして周囲を見る。

[メイン] アイシャ : 「大丈夫ですか?」

[メイン] 御剣怜侍 : あまりに白、白、白……再び目に入り込むほどの光と誤認し、私は目をしばしばとさせながら立ち上がった。

[メイン] ロックスター : 「うぐっ……」

[メイン] 御剣怜侍 : どうやら、少女は無事のようだ……ター達も。

[メイン] 御剣怜侍 : 「無事でよかった……とは言い切れないな」

[メイン] アイシャ : 部屋を全体目星良いですか?

[メイン] ロックスター : 「……おいアンタ!おれの顔を知ってんだろ……?」
少女の顔を見るなり詰め寄る

[メイン] 少女 : 「…?どなたでしょうか…?」
ターの顔を見ながら

[メイン] アイシャ : 「ター今は辞めなさい」

[メイン] デンジ : 「ア〜?どうなってんだ?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……何?」

[メイン] ロックスター : 「!?」

[メイン] アイシャ : 「?」

[メイン] ロックスター : 「俺ァこんな屈辱を受けたのは初めてだ!!!」

[メイン] 御剣怜侍 : 確かにこの少女はターを逆ナンした少女だ、覚えていない? ……すっとぼけてるだけかもしれないがな、私だってすっとぼける

[メイン] デンジ : 「コイツの事知ってんのか?お前らは」

[メイン] 少女 : 「なにか気を悪くするようなことをいったのならすみません!」

[メイン] ロックスター : 「ちょっと待てよ……このままだとおれが悪者になるんすがね……」

[メイン] アイシャ : 「(裁判)やりますか?」

[メイン] ロックスター : 「……いや……おれの勘違いだったな……」

[メイン] 御剣怜侍 : 少女の様子に目星かアイデアを振って何かわかりますか?

[メイン] アイシャ : 「でもこの部屋は一体?」

[メイン] ロックスター : 「すまねえ」
なんでおれが謝ってんすかね

[メイン] アイシャ : 部屋全体目星良いですか?

[メイン] GM : 少女に目星で出る情報はありますね

[メイン] アイシャ : ゾッ

[メイン] 御剣怜侍 : CCB<=90 少女に目星 (1D100<=90) > 30 > 成功

[メイン] GM : 黒髪黒目の、清楚で可愛らしい見た目をしている。服装はお洒落だが化粧やアクセサリーは最低限しかしていないことが分かる。

[メイン] デンジ : 「まぁいいか!!オレはデンジだ、よろしくなあ!」

[メイン] アイシャ : CCB<=90 部屋全体目星 (1D100<=90) > 54 > 成功

[メイン] GM : 白い部屋は正方形で、学校の教室ほどの広さ。天井は見えないほど高い位置にある。中央には二つの立て看板と、その間に台座のようなものがあり、四方の壁にはそれぞれ一つずつ扉がある。

[メイン] 少女 : 「よ、よろしくお願いします!」
「わたしの名前は…」

[メイン] 少女 : 「あれ…?名前が思い出せない…?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「!」

[メイン] ロックスター : 「!?」

[メイン] アイシャ : 「そんな!」

[メイン] 御剣怜侍 : もしや……記憶が無いのか!?

[メイン] デンジ : 「アァ?記憶喪失ってヤツかァ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : ……そう考えれば、あのターの面に迫られて、逆ナンしといてすぐに捨てたような後ろめたさを感じない動揺なのも、不自然ではない。普通覚えていれば上擦るだろう。

[メイン] ロックスター : 「こいつぁ只事じゃなさそうだなァ……」

[メイン] デンジ : 「名前がわかんねえのもアレだしパワーって仮の名前で行くかァ?」

[メイン] アイシャ : 「皆さん、部屋の四ヶ所に扉があります」

[メイン] 御剣怜侍 : アイシャがそう伝えてくれた事に頷き。

[メイン] ロックスター : 「なるほどなァ……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「わかった……とにかくこの部屋から出るしかないだろうな」

[メイン] アイシャ : 「気を付けましょう」

[メイン] ロックスター : 「おいアンタ!おれの名前はロックスターっつうんだが……ひとまずは協力しよう」
と少女に

[メイン] アイシャ : 「私はアイシャです」

[メイン] 御剣怜侍 : 記憶を失った少女、白い部屋……そして……「その愛をたしかめてみせろ」……一体何なんだ

[メイン] デンジ : 「扉が4つねェ〜〜せっかくだからよ〜〜〜オレは赤い扉にでも入るぜ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「私は御剣怜侍だ」

[メイン] 少女 : 「わかりました。4人ともよろしくお願いします」

[メイン] ロックスター : 「赤い扉なんてあんのかねェ……?」

[メイン] ロックスター : 「まあともかく、先走るよりもこの部屋から調べた方がいいたあ思ってんすがね……」

[メイン] デンジ : 「ないならないでいいや、オレは中央の看板でも見るぜ」

[メイン] ロックスター : 立て看板を読みたいとは思ってんすがね…

[メイン] アイシャ : 「では2手に分かれますか?」

[メイン] 御剣怜侍 : …………ターの事を内心とはいえ罵ってしまった気もするが……慣れればそこまで気圧される事もない面ではある。記憶を失った振りもできる……かもしれないが

[メイン] GM : 〇左の立て看板
『部屋のルール』と書かれた紙が貼ってある。内容は以下の通り。

・部屋には出るのも入るのも自由です。
・一つの部屋に一度に入れるのは三人までです。
・部屋の防音は完璧です。
・部屋の扉はしっかり閉めましょう。
・部屋に入って罪を犯せば『いいもの』が手に入ります。
・『いいもの』以外を部屋の中から持ち出してはいけません。

[メイン] GM : 〇右の立て看板
『台座のルール』と書かれた紙が貼ってある。内容は以下の通り。

・ここから出たければ、足りないものを埋めてください。
・チャンスは二回までです。
・一回間違えると、よくないことが起こるでしょう。
・二回間違えても、ここから出ることは不可能ではありません。ただし……。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……なんだこの立て看板は……ゲームのつもりか」

[メイン] デンジ : 「足りないものってよォ〜〜〜〜〜〜愛じゃね〜かァ〜〜〜〜〜??」

[メイン] ロックスター : 台座も見たいとは思ってんすがね…

[メイン] デンジ : 「愛が足りねえよなァ〜〜〜〜〜オレを愛してくれる奴は居ねえのかな〜〜〜〜」

[メイン] GM : 〇台座
『少女』の腰ほどの高さにあり、墓石のような色をしている。
天辺にはくぼみが一つある。

[メイン] 御剣怜侍 : 部屋に入って罪を犯して、「いいもの」を……か。罪……。一体何だ、この胸のざわめきは?

[メイン] ロックスター : 「愛でこのくぼみが埋まるんならいいけどなァ……」
台座をこつこつ叩きながら

[メイン] 御剣怜侍 : 「愛は形にはできないからな……形として残る思い出ならともかく」

[メイン] アイシャ : 「そんな簡単に行くと良いですけど」

[メイン] ロックスター : 「多分このくぼみを埋めりゃあいいとは思うんだが……それは部屋を見てからだなァ」

[メイン] デンジ : 「じゃオレはアイシャと適当な扉に向かうとするか〜」

[メイン] デンジ : 「着いてこいアイシャ〜」

[メイン] アイシャ : GM、右の看板の最後の部分にアイディアできますか?

[メイン] アイシャ : 「分かりました」

[メイン] GM : なにも

[メイン] アイシャ : ゾッ

[メイン] 御剣怜侍 : ゾッ

[メイン] デンジ : だろうな

[メイン] ロックスター : !!!???

[メイン] デンジ : 「オレはよ〜どの扉でもいいと思うぜ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「では私は余りものとしてターと行動したい……ところだが……」

[メイン] アイシャ : 「後一人どうします?」

[メイン] 御剣怜侍 : 少女の方に目をやる。

[メイン] ロックスター : 余り物扱いなんすがね……。

[メイン] 御剣怜侍 : 本当にこの少女は、記憶を失っているのか……私は過去に、記憶を失った振りを続けて痴呆を貫き通そうとした男を知っているからな……

[メイン] 御剣怜侍 : そいつにはあやうく犯人にされかけた。

[メイン] 少女 : 「…?」
きょとんとしている。

[メイン] デンジ : 「愛を示せってんなら一緒に行動したほうがいいんじゃねーか?」

[メイン] アイシャ : 「!?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……愛を示す、言葉通り受け取るなら愛を示すのは一人では適任ではないだろう。それは確かだ」

[メイン] デンジ : 「オレはアイシャを愛してるからよ〜〜アイだけに」

[メイン] ロックスター : 「じゃあ……その子のことは御剣に任せるんすがね……すがね……」
胸を押さえつつ。
愛は今はこりごりなんすがね……

[メイン] アイシャ : 1d100 うまさ (1D100) > 88

[メイン] ロックスター :


[メイン] 御剣怜侍 : 一度に入れるのは『三人まで』……間違いなく、この表記には意味はある。

[メイン] デンジ :


[メイン] アイシャ : 「かなり、大爆笑」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……フッ……笑ってないぞ」

[メイン] デンジ : 「その反応見るに笑ってねーだろお前…」

[メイン] 少女 : 「ふふっ…」

[メイン] アイシャ : 「!」

[メイン] ロックスター : 「だーっはっはっはっは!!!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「わかった、だがターだけここに残るのも何だ……アイシャを今のデンジと一緒にするのも何かと危険に思えてきたな」

[メイン] 御剣怜侍 : 「私が少女と、ターはあの二人についていくのが良いかもしれんな」

[メイン] デンジ : 「ア〜ン?」

[メイン] アイシャ : 「では御剣も行きますか?」

[メイン] ロックスター : 「分かったんすがね……」

[メイン] アイシャ : 「分かりました」

[メイン] デンジ : 「余り物を押し付けられたからよ〜〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「二手に分かれると提案されたからな、そしてルールは守っといた方がいいだろう」

[メイン] 御剣怜侍 : 「3人と2人、あと1人いればおさまりがいいが、まあ仕方あるまい」

[メイン] アイシャ : 「そうですね、何があるか分かりませんので」

[メイン] ロックスター : 「うるせェ!!そんじゃ行くぞお前らァ~~~!!!」
叫びながら右の扉に突撃だァ~~~

[メイン] アイシャ : 「待ってください!」

[メイン] ロックスター : 「!」

[メイン] デンジ : 「どうしたんだァ〜?」

[メイン] 御剣怜侍 : 私も違う扉に入ろうとしたが、そのアイシャの声に足を止める。

[メイン] アイシャ : 「まずは扉に聞き耳しましょう」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……それもそうだ」

[メイン] ロックスター : 「推奨技能に無いから大丈夫とは思ってんすがね……」

[メイン] アイシャ : CCB<=90 扉に聞き耳 (1D100<=90) > 91 > 失敗

[メイン] アイシャ : 🌈

[メイン] GM : なにも

[メイン] ロックスター : 🌈

[メイン] デンジ : 「扉に耳張り付けて何かわかったのかよ〜?」

[メイン] 少女 : CCB<=80 目星 4つの扉 (1D100<=80) > 9 > スペシャル

[メイン] 御剣怜侍 : 場の空気に気圧されていたが……、慎重でなければいけないだろう。が、アイシャの様子を見てそれもあまり意味はなさそうな気がした。

[メイン] 御剣怜侍 :

[メイン] GM : 〇四方の扉
四つの扉は白いペンキで塗られた木製で、金属製のドアノブがついている。
それぞれの扉の上には方角を表す漢字が書かれており、その下にはプレートがついている。
北:『さけとおんな』、東:『わがままなみえっぱり』、南:『だらだらじめじめ』、西:『よくばりはいけません』

[メイン] 少女 : 「意味はわかりませんけど、なにか書いてありますね」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は気づかなかったが、少女がそれに気づいた事に驚きながらもプレートを見る。

[メイン] デンジ : 「つーかよぉ〜このプレートに気が付かなかったオレたち相当間抜けだろ」

[メイン] アイシャ : 「では行きましょう」

[メイン] ロックスター : 「ウッ……ウッ……ウァッ……!」

[メイン] アイシャ : 「乗り越えろ」

[メイン] ロックスター : プレートの裏に何かあったりするか教えてくれ(^^)

[メイン] GM : なにも

[メイン] アイシャ : ゾッ

[メイン] ロックスター : ゾッ!!!???

[メイン] デンジ : 「さて行くかァ〜!」

[メイン] 御剣怜侍 : ゾッ

[メイン] 御剣怜侍 : 「……プレートには確かに何か書いてあるが……開いてみるまではその意味もわかるまい」

[メイン] ロックスター : 「おう!突撃だァ~~~!!!」

[メイン] デンジ : 「右ったら西だよなァ〜〜〜行くぞアイシャ〜〜〜!!」

[メイン] アイシャ : 「行くぞぉ〜〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「では……私はこの『さけとおんな』の扉に足を踏み入れよう」

[メイン] ロックスター : こっちは「よくばりはいけません」の部屋に行くんすがね

[メイン] 御剣怜侍 : 「……何が起こるかわからん……無事でな」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は扉を開いた。

[メイン] 少女 : 怜侍についていく。

[メイン] 御剣怜侍 :  

[メイン] 御剣怜侍 :  

[メイン] GM : 北の部屋(『さけとおんな』)
そこは一般家庭の居間のようだ。テーブルとソファ、テレビ、テレビ台がある。
そして奥には、小学生くらいの小さな女の子が座り込んでいる。その真後ろには、さらに引き戸があるのが分かる。

[メイン] 御剣怜侍 : 私は扉をしっかりと閉めると、その光景が飛び出してきて……

[メイン] 御剣怜侍 : 「何っ……!?」

[メイン] 御剣怜侍 : 小学生ぐらいの少女がいる……?

[メイン] 少女 : 「わっ!?急に生活感がある部屋に…」

[メイン] 少女 : 「そして女の子…?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「…………とにかく調べるぞ」

[メイン] 御剣怜侍 : まずは、テーブル、ソファとテレビ、テレビ台に目星振ります

[メイン] GM : 振って下さい

[メイン] 御剣怜侍 : x5 CCB<=90 #1 (1D100<=90) > 56 > 成功 #2 (1D100<=90) > 84 > 成功 #3 (1D100<=90) > 62 > 成功 #4 (1D100<=90) > 18 > スペシャル #5 (1D100<=90) > 89 > 成功

[メイン] 御剣怜侍 :

[メイン2] system : [ アイシャ ] SAN : 45 → 44

[メイン2] system : [ ロックスター ] SAN : 35 → 34

[メイン] GM : 〇テーブルとソファ
テーブルには細かい傷が、ソファには何かをこぼしたような染みがついている。

[メイン] GM : 〇テレビ
電源を点けると画面は砂嵐になっている。そのノイズ音に交じり、小さく「痛いよ。お腹空いたよ……」という子供のすすり泣く声が聞こえる。それを聞いた者は不気味な現象に悪寒が走りSANc(0/1)

[メイン] GM : 〇テレビ台
両開きの戸がついており、開けると防災袋がある。中には懐中電灯、ラジオ、固形型の非常食、水が入っている。懐中電灯やラジオは電源が点かない。非常食はチーズ風味で美味しいが喉が渇く。水は普通のミネラルウォーター。

[メイン2] system : [ デンジ ] SAN : 55 → 54

[メイン] 御剣怜侍 : ccb<=40 (1D100<=40) > 22 > 成功

[メイン] 御剣怜侍 : 悪寒は走ったが……心臓が飛び跳ねるほどの事でもなかった。が、子供のすすり泣きは、あまりにも心の痛む物だ。

[メイン] 御剣怜侍 : さてと……探索する前に、まずはこの部屋の主……この少女に声をかけるべきだろう。

[メイン] 御剣怜侍 : 「勝手に入った事、申し訳ない……」

[メイン] 御剣怜侍 : 小学生ぐらいの少女に、声をかける。

[メイン] GM : 〇女の子
あまり可愛いとは言えない容姿(APP6~8くらい)

[メイン] 女の子 : 「お腹が空いて、喉も乾いたの。でもお父さんは何も食べちゃいけないって」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……何だと?」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はそれを聞いた瞬間、すぐに憤りを感じた。虐待ではないか……が、そもそもこの部屋が何なのかいまだにわからない。その不気味さからすぐに冷める。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……待て」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は先ほど確認した防災袋を見る。

[メイン] 御剣怜侍 : この中にはミネラルウォーターも、喉がむしょうに渇くが非常食もある……。

[メイン] 御剣怜侍 : 渡す、べきか……。

[メイン] 御剣怜侍 : 私は思い出す。あの立て看板に書かれたルールを。

[メイン] 御剣怜侍 : 部屋に入って罪を犯せば『いいもの』が手に入ります……か、そして部屋から持ち出していい物は……『いいもの』のみ……

[メイン] 御剣怜侍 : 私はまだ罪を犯してはいない……もし罪を犯すとするなら……

[メイン] 御剣怜侍 : 少女がたとえば虐待された痕跡があるかどうかを目星で振ります。

[メイン] GM : 振って下さい

[メイン] 御剣怜侍 : ccb<=90 (1D100<=90) > 12 > スペシャル

[メイン] 御剣怜侍 :

[メイン] GM : ボロボロの服を着ていることや、ひどくやせ細っていることが分かる。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はすかさず防災袋から物をテーブルにぶちまけるように出した。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……食べるんだ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「もし父親がこの行為を許さないものなら……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「検事の肩書が黙ってはいない」

[メイン] 御剣怜侍 : 自分の身分を明かしつつ、少女に食べる事、そして飲む事をすすめる。

[メイン] 女の子 : 「食べちゃいけないから」

[メイン] 女の子 : 「お兄さんたちが食べていいよ」
微笑む。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……」

[メイン] 少女 : 「どうして食べちゃダメなの?」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はその少女の言葉に同意するように頷く。

[メイン] 女の子 : 「私が可愛くないから」

[メイン] 御剣怜侍 : 「…………っ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そんなの理由にはならん……!」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は思わず憤る。そしてそのまま水にも非常食にも、もちろん私は手を付けない。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……そんな事でまともな衣食住を許されない事が、あってはならない」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……とにかく食べるんだ、私たちはこの部屋を申し訳ないが勝手に漁らせてもらおう」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はそのまま今度は引き戸の方に向かい、探索します。

[メイン] 御剣怜侍 : ……本当はこの後ろの少女にも手伝ってもらいたいが……いかんせん、私の中に疑念があるからな。

[メイン] GM : 引き戸の先へ進むと、そこは子供部屋のようだ。床にはカーペットが引いてあり、その上に絵本が散乱している。奥にはベッド、壁沿いには勉強机とクローゼットが並んでいる。

[メイン] 御剣怜侍 : 「…………まだやるべき事はありそうだな」

[メイン] 御剣怜侍 : ちら、と同行している少女の方を見る。

[メイン] 御剣怜侍 : が、期待はしないでおこう……また全部に目を通しておくか。

[メイン] GM : 振って下さい

[メイン] 御剣怜侍 : カーペットの上の絵本、ベッド、壁沿いの机とクローゼットの四か所に目星振ります。

[メイン] 御剣怜侍 : x4 CCB<=90 #1 (1D100<=90) > 46 > 成功 #2 (1D100<=90) > 62 > 成功 #3 (1D100<=90) > 42 > 成功 #4 (1D100<=90) > 84 > 成功

[メイン] GM : 〇床の絵本
落ちているのは「白雪姫」「カエルの王子様」「眠り姫」の三つ。
その中でも「カエルの王子様」の絵本が特に読み込まれていることが分かる。

[メイン] GM : 〇クローゼット
小学生くらいの女子用の服が入っている。誰かからのお下がりのようなボロボロの服が多い。

[メイン] GM : 〇勉強机
机の上には教科書と文房具がある。引き出しには、ノートが入っている。
ノートには、1ページ目に子供の字でこう書かれている。「おとぎばなしでは、キスでのろいがとけるの。そして、おうじさまとむすばれるの。だからキスは、とてもしあわせなことなの。」
さらに捲ると、2ページ目には「だけど×××××とのキスはあまりしあわせなきぶんにはなれない。なんでだろう。」とある。×××××の部分はぐちゃぐちゃに塗りつぶされていて読めない。
3ページ目以降は白紙である。

[メイン] GM : 〇ベッド
ベッドシーツは乱れており、上には大きなカエルのぬいぐるみが乗っている。可愛らしくデフォルメされたものではなく、妙にリアルで気味が悪い。

[メイン] 御剣怜侍 : ……絵本に目を通しておくか、「カエルの王子様」だったな……。

[メイン] 御剣怜侍 : 私は絵本を開き、さらっと読む。

[メイン] GM : ノートに書いてあるように呪いが解かれて、蛙の姿から王子様に戻る内容ですね

[メイン] 御剣怜侍 : 何の変哲もない……か、が……このベッドの上のぬいぐるみのせいか、どうにも読むだけで悪寒が走る。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……おい」

[メイン] 御剣怜侍 : 後ろに少女がいるというのに、ベッドの上のぬいぐるみに声をかけてみる。

[メイン] GM : なにも

[メイン] 御剣怜侍 : 「……ふぅ……」

[メイン] 御剣怜侍 : とにかく「いいもの」以外は持って帰れない以上は、ここで探索する以外にできることはない。

[メイン] 御剣怜侍 : が、同じ部屋なのだから……一応カエルのぬいぐるみを持って、あの小学生ぐらいの少女の元にいってみるか。これはあの子の物だ、気がまぎれるはずだろう。

[メイン] 少女 : 「あっ、御剣さん」
戻ってきた怜侍に声をかける。

[メイン] 少女 : 「そっちにはなにかありました?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……ああ、あったにはあったが……」

[メイン] 御剣怜侍 : 少女に見た事をそのまま伝える。

[メイン] 御剣怜侍 : 「ところで……防災袋の非常食……あとは水だ、その子は食べたり飲んだりしたか?」

[メイン] 少女 : 「…いえ」
首を振る。

[メイン] 少女 : 「いくら言っても食べてくれません」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……そうか」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はふと、少女の目の前にカエルのぬいぐるみを置く。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……この子が悲しむぞ」

[メイン] 御剣怜侍 : なんて事を言ってみる。気がまぎれるか、子供だましにしか聞こえないだろうが……。

[メイン] 御剣怜侍 : ……そういえばテレビから聞こえた、あの声は……この少女の物ではないだろうか? ふと過ぎる……やはりあれが本心だったりするのではないか……?

[メイン] 女の子 : 「お父さんが、食べちゃダメって」

[メイン] 御剣怜侍 : 同じことの繰り返し……、だが無理やり飲ませたり食べさせたりして……何に触れるかもわからない。私は眉をしかめながら、ぬいぐるみをふと見る。

[メイン] 御剣怜侍 : 「…………何というか変な事を思いついた」

[メイン] 御剣怜侍 : 「見ていて驚かないでくれ」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はぬいぐるみにキスをしてみた。

[メイン] 少女 : 「!」

[メイン] GM : カエルにキスをするとカエルのぬいぐるみはニタリと笑って大きな口を開け、中から宝石が出てくる。宝石の中には『F』の文字が浮かんでいる。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……」

[メイン] 御剣怜侍 : 自分でやっておいて呆気にとられながらも、宝石を手に取る。

[メイン] 御剣怜侍 : 「ところで……君、お父さんはどこにいる?」

[メイン] 御剣怜侍 : これは「いいもの」なのだろうか、まぁ持って帰ってみるか……そう思いつつ、少女に尋ねる。

[メイン] 女の子 : 「お父さんは出かけてるの。今は私1人だけしかいないよ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そうか……わかった……」

[メイン] 御剣怜侍 : とにかく進展もこれ以上は望めるかわからない。テーブルの傷とソファの何かこぼしたような染みに目をやる。

[メイン] 御剣怜侍 : テーブルの傷とソファの何か零したような染みに、更に何か振れますか?

[メイン] GM : なにも

[メイン] 御剣怜侍 : ゾッ

[メイン] 御剣怜侍 : 「……わかった、また来る……」

[メイン] 御剣怜侍 : テレビから聞こえた声を思い返しながら……

[メイン] 御剣怜侍 : 「無理は、するな…………死んだら元も子もないぞ」

[メイン2] system : [ アイシャ ] SAN : 44 → 43

[メイン2] system : [ ロックスター ] SAN : 34 → 33

[メイン] 少女 : 「私も、また来るからね」

[メイン] 女の子 : 「………」
無言で2人を見送る。

[メイン2] system : [ デンジ ] SAN : 54 → 53

[メイン] 御剣怜侍 : 私は、探索を一度中断し、辛気臭い空気から抜け出した……。もちろん戸締りはしっかりと。

[メイン2] system : [ デンジ ] SAN : 53 → 54

[メイン] 御剣怜侍 :  

[メイン] 御剣怜侍 :  

[メイン] 御剣怜侍 : バタン、と扉を閉じる。気を取り直して違う部屋に向かうか……ここで他の三人を待つか……休憩を挟んだのちに、またこの部屋に入るか。

[メイン] 少女 : 一緒に部屋から出て次の部屋に向かう。

[メイン] デンジ : 「次の部屋に向かうとすっかな〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 次の部屋にでも向かおうとすると、入ろうとした部屋からター達が出て来る。どうやらもうすでに二部屋調べていたらしい。

[メイン] ロックスター : 「おお……御剣」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はというと三人の無事を内心喜びながらも、ぱっとしない顔をおそらくは浮かべていた。

[メイン] アイシャ : 「そちらはどうでした?」

[メイン] ロックスター : 「あんまり芳しくなさそうな顔ではあるんすがね……」

[メイン] 少女 : 「あっ…」
他の部屋から出てきた3人を見かける。

[メイン] デンジ : 「アァ〜?お前まだ一部屋しか見てないのか?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……積もる話はありそうだが……とにかくこれを見てくれ、さけとおんなの部屋からこれを持ち帰る事ができた」

[メイン] 御剣怜侍 : 『F』の文字が浮かんだ宝石を見せる。

[メイン] ロックスター : 「おっ……それならこっちでも見つけたんすがね……」

[メイン] デンジ : 「こっちはAとWの宝石とSとDのだぜ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そうか、ならこれが……『いいもの』……か」

[メイン] ロックスター : 「持ち出しても文句言われないのを見るにそういうことだと思ってんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : ぬいぐるみにキスをしたぐらいが罪なのか。あの少女を助けられない事がよっぽど罪だ。

[メイン] 御剣怜侍 : 私は眉を思わずひそめてしまう。

[メイン] ロックスター : マネキン男をナンパして罪になるのかァ……

[メイン] デンジ : まぁ罪だろうなァ〜

[メイン] デンジ : 1d100 お似合い度 (1D100) > 44

[メイン] GM :


[メイン] ロックスター : なんとなくいわれのない罪を受けた気がして眉をしかめる

[メイン] 御剣怜侍 : だがいつまでも話さないというわけもいかない。何やら向こうも向こうで、何かあったような素振りを見せられそうになる前に。

[メイン] 御剣怜侍 : ター達に、さけとおんなの部屋の「小学生ぐらいの少女」の事を話す。

[メイン] デンジ : 「アァ〜?知らねー嬢ちゃんが最後のガラスをぶち破っていったぜ?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「!? 何だと……!」

[メイン] 少女 : 「ええっ!?」

[メイン] ロックスター : 「話を聞くと何となく落ちてった子と特徴が似ているような……すがね」

[メイン] ロックスター : 「縁起でもねえけどなァ……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……死んだ、のか?」

[メイン] デンジ : 「見慣れた景色を蹴り出しに行ったんじゃねーの?」

[メイン] デンジ : 「死んだんじゃないの〜?」

[メイン] ロックスター : 「窓は見てねえが……助かったと思うのは楽観的だなァ」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はうつむきながらも、『さけとおんな』の部屋を一瞥する。…………まさか、そういう運命を辿るのか?

[メイン] 少女 : 「…そんな」
悲痛な表情を見せる。

[メイン] 御剣怜侍 : 「私はあの部屋を全て、隅々まで調べ切ったかはわからない……だが持って帰れそうなのは間違いなく、この宝石だけだった」

[メイン] 御剣怜侍 : 「それは、間違いない」

[メイン] デンジ : 「まっ、こっちもそんなもんだぜ」

[メイン] ロックスター : 「宝石が一つだけなのは妙だが……おれたちの時も宝石は二つ纏めて出てきたからなァ」

[メイン] ロックスター : 「取りこぼしは無さそうだな……何より御剣だ」

[メイン] アイシャ : 「そうですね、もしかしたら偽物があるかも知れないですね」

[メイン] 御剣怜侍 : 「この宝石、おそらく……あの窪みに嵌めるかもしれないからな、それどころか、これ以外に嵌められそうな物もない」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そして……何が正しいか、慎重にならなければ……一度目の時点でも、まずそうだ」

[メイン] ロックスター : 「ンだなァ……」

[メイン] ロックスター : 「まァ検討すンのは全部揃ってからでも良いたァ思ってんすがね……」

[メイン] アイシャ : 「そうですね」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……とりあえず、最後の部屋……私が行こうと思っている」

[メイン] ロックスター : 「それなら間違いはねェな……」

[メイン] デンジ : 「仕方ねぇなァ〜〜〜オレも行くぜ!アイシャに手を出したらターダじゃおかねぇからよ〜〜〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「引き続き、少女はこちらが預かっておく……そうかデンジ、助かるぞ」

[メイン] デンジ : 「まっそんな奴じゃねーのはわかってるけどよ〜」

[メイン] 少女 : 「わかりました」

[メイン] ロックスター : 「デンジじゃあるめえし目が発光する女はちょっと……」

[メイン] アイシャ : 「分かりました、お気をつけください」

[メイン] ロックスター : 「頑張ってくれ(^^)」

[メイン] デンジ : 「目が光るなんてかっこいいだろうがよ〜〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「フッ、じゃあこの部屋は任せられたぞ。行くぞデンジ」

[メイン] 御剣怜侍 : いつものやりとりに安心しつつ。

[メイン] デンジ : 「行ってくるぜ〜〜〜!!オラァ〜!」ドアを蹴り飛ばす

[メイン] 少女 : 「うわぁ…」
乱暴な行為にちょっと引く。

[メイン] 御剣怜侍 : 「デンジ! 扉が閉められなくなったらどうする!」

[メイン] 御剣怜侍 : そう言いながらも、私はデンジに続いた。

[メイン] デンジ : 「閉めるときはやさしくだぜ」

[メイン] GM : そこは誰かの部屋のようだ。床にはカーペットが引いてあり、奥にはベッド、壁沿いには勉強机とクローゼットが並んでいる。怜侍はこの部屋が北の部屋と全く同じ構造をしていることに気付く。ただし、家具等が少し古くなっている印象を受ける。

[メイン] 御剣怜侍 : きい、と扉を閉める。

[メイン] デンジ : 「アァ〜?見た事もねえ部屋だな」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……!」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はその部屋の光景に思わず動揺する。おそらく二人に気取られるほどに。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……『さっき』と似ている……?」

[メイン] 少女 : 「…はい」
その言葉に同意する。

[メイン] デンジ : 「ハァ〜んなるほどな〜」

[メイン] デンジ : 「まっ、南と西は似ても居なかったがよ」

[メイン] 御剣怜侍 : 家具は古びてはいるが……。全く同じだ。

[メイン] 御剣怜侍 : とにかく全てにまた目を通そう。似ていても、違う点があるかもしれない。

[メイン] 御剣怜侍 : 北の部屋の引き戸の先と同じように、四か所に目星振れますか?

[メイン] デンジ : 「オレはベッドにでも寝っ転がろうかね〜」

[メイン] GM : 勉強机とベッドとクローゼットに目星できます

[メイン] 御剣怜侍 : 「フッ……ここで眠れば、悪夢どころではないかもしれんぞ……」

[メイン] 御剣怜侍 : では三つに振ります!

[メイン] 御剣怜侍 : x3 CCB<=90 #1 (1D100<=90) > 52 > 成功 #2 (1D100<=90) > 3 > 決定的成功/スペシャル #3 (1D100<=90) > 78 > 成功

[メイン] 御剣怜侍 :

[メイン] デンジ : 「あ〜ベッドで横になってると眠くなってくんな」

[メイン] 少女 : 「こんな状況でよく眠れますね…」
ちょっと呆れたように言う。

[メイン] デンジ : 「寝なきゃ人間死ぬって言うしなァ〜」

[メイン] GM : 〇勉強机
教科書や参考書が綺麗に並べられている。机の上にはノートが開かれており、こう書かれている。

Superbia⇔Pride
Vanagloria⇔Vainglory
Ira⇔Wrath
Acedia⇔Sloth
Tristitia⇔Despair
Avaritia⇔Avarice
Gula⇔Gluttony
Fornicato⇔Fornication

[メイン] GM : 引き出しを開けると、一冊のファッション誌が入っている。表紙によると「シンデレラコーデ」が特集されているようだ。中身を読んでみても特に気になることはない。
また、机の下にミシンがあることに気付く。

[メイン] GM : <英語>か<ラテン語>を振れます

[メイン] デンジ : 「あ〜大罪の奴かァ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : CCB<=90 天才検事(英語) (1D100<=90) > 57 > 成功

[メイン] 御剣怜侍 : 「これは……まさか」

[メイン] GM : 上から傲慢、虚飾、憤怒、怠惰、憂鬱、強欲、暴食、色欲という意味であることが分かる。

[メイン] 御剣怜侍 : 「…………デンジの言う通りだな、これは大罪の英語表記だ……そしてこっちは見る限りはぱっと読めないがラテン語か」

[メイン] デンジ : 「ラテン語はオレもサッパリだぜ」

[メイン] GM : 〇ベッド
ベッドの下に小さな箱があることに気付く。中にはヒールがとても高いが可愛らしいデザインのミュールが入っている。

[メイン] 御剣怜侍 : ……もしかして……あの子のだったりするのか……? そう思いながらも、私は腕を組んで考える。

[メイン] 御剣怜侍 : 何かをすべきなのは間違いない……そしてこの部屋で「罪を犯さなければ」ならない。

[メイン] 御剣怜侍 : その罪とは……何なのか?

[メイン] GM : 〇クローゼット
上には裁縫箱が乗っている。
扉を開けると、中にはワンピースが一着掛かっている。ボロボロで、ところどころほつれている。ポケットがついており、調べると中から紙が見つかる。紙には「せっかくもらったワンピース、可愛い私にぴったりだから着こなして皆に自慢しなきゃ」と書かれている。

[メイン] GM : 怜侍は<アイデア>を振れます

[メイン] 御剣怜侍 : CCB<=50 (1D100<=50) > 45 > 成功

[メイン] GM : デザインは可愛いが一昔前のもので、ボロボロ具合からも誰かのお下がりであろうことが分かる。

[メイン] 御剣怜侍 : 「! …………そうか、もしかすると……あの子の……」

[メイン] 御剣怜侍 : 罪。ぬいぐるみにキスする事ぐらいが罪ならば……勝手に裁縫する事も、また罪だろう、な。

[メイン] デンジ : 「人のモンに手を付けるのは確かに罪だよなァ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そうだな……デンジ。眠りを妨げる事になるが、まぁ良い眠気覚ましになるだろう、そこのミシンを今から使うぞ」

[メイン] 御剣怜侍 : ボロボロのワンピースを手に取って、ミシンを準備する。

[メイン] GM : このワンピースは、《制作(裁縫)》で縫い直すことができる。類似する技能か、DEX×3でも代用可。机の下にあるミシンを使用すると、+30の補正。

[メイン] 御剣怜侍 : さすがに私もプロではないが、多少のほつれを直した事もある。何せ奇抜な格好だということは自覚している……ゆえに結局裁縫をかじらなきゃいけないハメになったが。

[メイン] 御剣怜侍 : 私はミシンの準備が完了し、ワンピースを縫い直そうとした。

[メイン] デンジ : 「いざとなったらオレのチェンソーでバラバラにしてやるからよ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : CCB<=80 (1D100<=80) > 89 > 失敗

[メイン] 御剣怜侍 : 「……何っ!」

[メイン] GM : 縫い直すのに失敗しました

[メイン] デンジ : 「んじゃオレもやるかァ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ぬぬぬ……頼んだデンジ……」

[メイン] デンジ : ccb<=69 (1D100<=69) > 79 > 失敗

[メイン] デンジ : 「ダメだな、ミシンがぶっ壊れてんぞこれ」

[メイン] 少女 : 「2人ともなにやってるんですか…」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ぬぬぬ……」

[メイン] 少女 : CCB<=55+30 芸術(ファッション) (1D100<=85) > 12 > スペシャル

[メイン] デンジ : 「なかなかやるなァ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 恥を晒すどころか、少女のそれはもはや神の如き手さばきだった。

[メイン] 御剣怜侍 : 「な、なんだと……もはや感動を覚えるぞ……」

[メイン] 少女 : 「これくらい一般常識ですからね」
ワンピースを縫い直していく。

[メイン] 御剣怜侍 : 「ぬぅう……! ば、馬鹿な……!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……が、とにかく……ワンピースは無事取り返しがつかなくなる前に、縫い直されたな」

[メイン] デンジ : 「一般常識ねえからなァ〜〜〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 一緒にされるのか……こいつと!

[メイン] デンジ : 「つーかよぉ、縫い直してやるよりバラバラにした方がよっぽど罪じゃねえか?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「…………考えようによってはそれはそうだが、縫い直す事は「誰か」に頼まれたわけでもないからな」

[メイン] 少女 : 「………」
縫い直したワンピースをじっと見る。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……どうした?」

[メイン] デンジ : 「アァ〜?自分の縫い直した出来に見惚れてんのか?」

[メイン] 御剣怜侍 : 見惚れているのか? だが確かに、感動さえも覚える出来栄えだ。

[メイン] 少女 : 「あっ、いえ。こういう服好きなので…」

[メイン] デンジ : 「いやー似合わねェだろ」

[メイン] 御剣怜侍 : まあ、オシャレに気を使ってるような外見だからな……。

[メイン] 少女 : 「むぅ…」
似合わないと言われて少し残念そうにする。

[メイン] 御剣怜侍 : それにしても、ターの事を逆ナンしてすぐに捨てた少女とは思えない。だが、同時にあんな事をしでかした少女という事実も私の記憶から消える事は無い。

[メイン] 御剣怜侍 : ……それにしても、なぜこの少女だけが記憶を失っているのか

[メイン] 御剣怜侍 : 全くもって……わからない……私たちとこの少女に……何の違いがあるんだ?

[メイン] 御剣怜侍 : 「とにかく……それは『いいもの』かわからない、持ち帰るのはよしたほうがいいだろうな」

[メイン] 少女 : 「…そうですね」
きれいに畳んで机の上に置く。

[メイン] 御剣怜侍 : 「あとは……ヒールだな」

[メイン] デンジ : 「つーかよ〜話を聞く限りじゃ逆ナンしたって事だろうが本当に捨てたかわかんねーんじゃねーのか?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「しっ」

[メイン] 御剣怜侍 : まだ少女に記憶を失う前の事は話していない。いつか話そうとは思っていたが。

[メイン] デンジ : (あぁ〜?お前話して無いのかよ)

[メイン] 御剣怜侍 : (話してもいいが……この少女は本当に記憶を失っているからな……だが、信用もあまりできん)

[メイン] 御剣怜侍 : 私は小声でデンジにそう呟くと、ベッドの下にあったヒールを手に取る。

[メイン] デンジ : 「疑いすぎだろ…禿げるぞお前」

[メイン] 御剣怜侍 : 「! 私はアウチのようにはならん!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……さて、綺麗といえば……このヒールも綺麗だな。ワンピースと合わせれば、さぞかし煌びやかであろう」

[メイン] 少女 : 「私もそう思います!」
コクコクと頷く。

[メイン] デンジ : 「そんな状態でぐちゃぐちゃになったらより罪深いだろうなァ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : だが、少女がワンピースを縫い直しても宝石らしきものは出てこなかった……罪、罪……この部屋での罪とは……

[メイン] 御剣怜侍 : !! 私の脳裏に電流が走った。

[メイン] 御剣怜侍 : 「そうか」

[メイン] 御剣怜侍 : 「持ち帰りはできないが……この場で何かをする分には何でもいいんだな」

[メイン] 御剣怜侍 : 「時に少女よ、そのワンピースにヒール……身に着けたいとは思わないか?」

[メイン] デンジ : 「お前生着替えでも見たいのかよ、オレは見てぇ」

[メイン] 少女 : 「…でもさっきデンジさんに似合わないって言われたから」
ぶすっとする。

[メイン] デンジ : 「あ〜悪かった悪かった、似合わねーと言ったのは訂正するぜ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「奴は見ての通り、好きな子にいじわるしたい感性の持ち主だろうからな」

[メイン] 御剣怜侍 : 偏見を口にしながら、少女にヒールを渡す。

[メイン] 御剣怜侍 : 「もちろん見ないでおく、なんなら部屋から出ていく」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ひとまず、これと、そこに畳んだワンピースを身に着けてくれ」

[メイン] デンジ : 「じゃオレは部屋に残っておくぜ〜〜」

[メイン] 少女 : 「わかりました」
ワンピースとミュールを受け取る。

[メイン] 少女 : 「デンジさん…がいるけどまあ良いか」

[メイン] デンジ : 「オレは乳がでけえ奴にしか興味ねえからなァ〜〜〜〜」

[メイン] 少女 : 「………」
黙って着替える。

[メイン] 少女 : 「これで、いいのかな」

[メイン] デンジ : 「アア〜?いいんじゃねーのか」

[メイン] 少女 : 「えへへ」

[メイン] 少女 : 「まるで自分がお姫様になったみたい」
「ミュールを履くと全てを見下ろせそう…」

[メイン] デンジ : 「っても宝石も出てこねーなァ」

[メイン] デンジ : 「ポケットとかついてねーのか?そのワンピース」

[メイン] 少女 : デンジの言葉を着て違和感を覚える。

[メイン] 少女 : 「そういえば、なにか急に重くなったような…」

[メイン] 少女 : ポケットを漁る。

[メイン] GM : ワンピースを調べると、その違和感の原因はポケットにいつの間にか入っていた二つの宝石のためであると分かるだろう。宝石の中には『P』、『V』の文字が浮かんでいる。

[メイン] デンジ : 「アーソレだな」

[メイン] デンジ : 「これで7つってか」

[メイン] 少女 : 「縫い直してるときにはこんなのなかったのに…」
デンジに宝石を手渡す。

[メイン] デンジ : 「貰っておくぜ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そろそろ終わったか?」

[メイン] 御剣怜侍 : 扉の向こうから声をかけてみる。

[メイン] 少女 : 「はい」
ワンピース姿でクルクル回ってみせる。

[メイン] デンジ : 「宝石もバッチリだぜ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そうか、良かった……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「おっと……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ワンピースとヒールはしっかり、その部屋に戻しておくんだぞ」

[メイン] 御剣怜侍 : 扉の向こうから、そう注意喚起する。

[メイン] デンジ : 「あっ、そうそうター連れて来てくれよォ〜」

[メイン] 少女 : 「はーい」
少し残念そうにしながら元の服に着替える。

[メイン] デンジ : 「着替えんの早いな」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ター? ああ、そっちの着替えがまた終わったらターを部屋に入れてやるが……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「その代わり、その少女はアイシャと一緒にいろ」

[メイン] デンジ : 「いや…もういいな」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ん、いいのか」

[メイン] GM : 部屋から出ようとすると、扉の内側に赤い文字が浮かんでいるのが見える。
「いつも取り繕って、綺麗なフリをしてた。美しくないものを見下してた。中身はこんなにもボロボロで汚いのに。」

[メイン] デンジ : 「さっさと部屋でるぜ〜〜」

[メイン] 少女 : 「わかりました」
デンジについていく。

[メイン] 御剣怜侍 :  

[メイン] 御剣怜侍 :  

[メイン] 御剣怜侍 : 「戻ったな」

[メイン] アイシャ : 「お帰り、どうでした?」

[メイン] デンジ : 「戻って来たからよ〜愛しのアイシャよォ〜」

[メイン] ロックスター : 「きたか」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はここまで誰も欠けていない事に改めて喜びつつ、少女の方を見る。なぜこの少女だけが記憶を喪失しているかいまだに引っ掛かっていた。

[メイン] デンジ : 「宝石もバッチリ」

[メイン] アイシャ : 「ハイハイ」

[メイン] 少女 : 「あの服は持ち出せないの残念」

[メイン] アイシャ : 「そうなんですね」

[メイン] デンジ : 「なんだったっけな、PとVか」

[メイン] 御剣怜侍 : 「…………とにかくわかった事がある。おそらくこの宝石だが……それぞれが七つの大罪のどれかに対応しているのだろう」

[メイン] ロックスター : 「やっぱり枢要罪の頭文字で間違いなさそうだなァ……」

[メイン] アイシャ : 「そうだったんですね」

[メイン] 少女 : 「へ~。私そういうのはさっぱりだなぁ」

[メイン] ロックスター : 「まァおれの見た本だと7つじゃなくて8つあったんだけどなァ……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「『A』『W』『F』『S』『D』『P』『V』………ターの言う通りなら、確かに一つ足りないな。だが七つの大罪だと考えれば……」

[メイン] アイシャ : 「残り一つはどこに?」

[メイン] ロックスター : 「あるとすれば宝石が1個しか見つかってない部屋だとは思ってんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……待て、そうか……」

[メイン] ロックスター : 「御剣の言う通り七つの大罪で終わる可能性もある……」

[メイン] ロックスター : 「!」

[メイン] アイシャ : 「!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そう考えると、足りない物がある。まずはある物から言っていくぞ」

[メイン] アイシャ : 「分かりました」

[メイン] ロックスター : 「分かったんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「『A』はあるな、これはAvariceだろう。そして『W』……これはWrathだ」
「『F』はFornication……そして『S』はSloth」

[メイン] ロックスター : 「ああ。」

[メイン] 御剣怜侍 : 「『D』はDespair……『P』はPride……」
「最後に『V』はVainglory」

[メイン] 御剣怜侍 : となれば……あれが無い!

[メイン] アイシャ : 「なんですか?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「『G』……つまりGluttony(暴食)が無いのだ」

[メイン] ロックスター : 「!!!」

[メイン] アイシャ : 「IQ280」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ここで一つ、思い出せ……私は残念ながら直接その光景を見てはいないが、宝石はいっぺんに二つ出たらしいな?」

[メイン] アイシャ : 「そうですね」

[メイン] ロックスター : 「その筈だなァ……」

[メイン] 少女 : 「ポケットに入ってましたね」

[メイン] 御剣怜侍 : 「だが、私の見た北の部屋だけは、たった一つしか宝石が出なかった……そして北の部屋には、飢えた少女がいる……飢えた少女、それが何を意味するか?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「まさにGluttony……」

[メイン] アイシャ : 「!?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「暴食が欠けているではないか!」

[メイン] ロックスター : 「そ……そういうことかァァァッッッ……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「つまり……私が考えるに……やはり無理やりにでも、あの少女に何かを食べさせることが正解!」

[メイン] デンジ : 「ふわぁ〜あ…でどうすんだ?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「それによって、暴食を埋め合わせる……」

[メイン] アイシャ : 「IQ2800」

[メイン] ロックスター : 「理には適ってるたあ思ってんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「私は、また『さけとおんな』の部屋に行く」

[メイン] デンジ : 「料理出来んのか?お前」

[メイン] 御剣怜侍 : 「…………」

[メイン] 御剣怜侍 : 「非常食と水はあったからな」

[メイン] デンジ : 「料理と呼べねぇだろ…」

[メイン] ロックスター : (誤魔化した……)

[メイン] 御剣怜侍 : 少し動揺したが、ま、まあ美味しく何かを作らなきゃいけない……といった事もない、だろう。

[メイン] アイシャ : 「私も行きましょうか?」

[メイン] デンジ : 「ここはよォ〜オレとアイシャとそこの記憶喪失の女で行くってのはどうだ〜〜?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……それもまたアリだ」

[メイン] デンジ : 「アキから料理はきっちりと学んだしな」

[メイン] アイシャ : 「ターも良いですか?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「貴様なら料理もある程度はできよう。それにまさに七つの大罪が関わってるなんてことがあれば、まぁ私はこの眼でしかと見た事がないゆえに信じてはいないが」

[メイン] 御剣怜侍 : 「悪魔を狩る事はできるだろう」

[メイン] デンジ : 「それによ〜そこに嵌めるのを考えて欲しいと思ってな」

[メイン] ロックスター : 「不足ない人選たあ思ってんすがね……」

[メイン] ロックスター : 「まあただ……」

[メイン] アイシャ : 「では行きましょう!」

[メイン] ロックスター : 「どう考えてもデンジの個人的な思惑が絡んでるたあ思ってんすがね……」

[メイン] アイシャ : 「?」

[メイン] デンジ : 「行くぜ〜〜!!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……そういうことか」

[メイン] 少女 : 「わかりました」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は察しながらも、デンジたちの背中を見届ける。

[メイン] アイシャ : 「行くぞ」

[メイン] ロックスター : 「……能力的にはいいかァ……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……私も料理はな……」

[メイン] デンジ : 「初めてここの部屋に来たけどキッチンとかねえのか?」

[メイン] アイシャ : 「探して見ます?」

[メイン] デンジ : 「探すかァ〜」

[メイン] 少女 : 「向こうに他の部屋があるみたいですけど私は見てないので分かりませんね」
引き戸の方を指さす。

[メイン] デンジ : 「アイツ見落としがあるじゃねぇか…」

[メイン] アイシャ : 「引き戸を見てきます」

[メイン] GM : 引き戸の先へ進むと、そこは子供部屋のようだ。床にはカーペットが引いてあり、その上に絵本が散乱している。奥にはベッド、壁沿いには勉強机とクローゼットが並んでいる。

[メイン] アイシャ : 「なんかさっき聞いたカエルの人形がありますね」

[メイン] デンジ : 「コイツを料理に使うかァ〜」

[メイン] アイシャ : 「えぇ‥」

[メイン] GM : デンジはこの部屋が東の部屋と全く同じ構造をしていることに気付く。ただし、こちらの方が家具等が少し新しい印象を受ける。

[メイン] デンジ : 「カエル肉はカレーに使われたってのをアキに聞いた覚えあるからよォ〜」

[メイン] アイシャ : 「でもそれ人形ですよ」

[メイン] デンジ : 「チェンソーマンの力ならなんとかなるだろ」

[メイン] アイシャ : 「万能ですね」

[メイン] デンジ : 「人形の悪魔を消してカエルにしちまえばいい」

[メイン] アイシャ : 「えぇ‥」

[メイン] アイシャ : 「とりあえずは人形と戻って見ますか」

[メイン] デンジ : 「ベッドの下も除いて見るか」

[メイン] アイシャ : 「!?」

[メイン] GM : なにも
デンジは子供用にしては少々サイズが大きいベッドだと気づくだろう

[メイン] デンジ : 「何もなかったかァ〜」

[メイン] アイシャ : 「残念」

[メイン] アイシャ : 少女はいます?

[メイン] GM : いますよ

[メイン] アイシャ : 話しかけて見ます

[メイン] アイシャ : 「こんにちは」

[メイン] デンジ : つーか記憶喪失の少女はこっち来てんのか?

[メイン] GM : 少女は女の子と一緒にいますね

[メイン] アイシャ : へ〜!

[メイン] デンジ : へ〜

[メイン] 女の子 : 「………」
お腹を押さえながらアイシャの声に反応する。

[メイン] デンジ : 「この子供に見覚えとかあんのか?」

[メイン] アイシャ : 「今、お兄ちゃん達がご飯作りますね」

[メイン] 少女 : 「ううん。なにも思い出せないから…」
「たださっきこの部屋に入ったときに、この子にまた来るって言ったからさ」

[メイン] アイシャ : 「えらい」

[メイン] アイシャ : デンジと即興の料理作るか

[メイン] 女の子 : 「お父さんに怒られるからいらない。お姉ちゃんたちが食べて」

[メイン] デンジ : 「ありがたく食うからよォ〜〜〜!」

[メイン] アイシャ : 「こいつ‥‥」

[メイン] デンジ : じゃあチェンソーマンの能力でカレー作るか

[メイン] デンジ : ccb<=90 チェンソーマン (1D100<=90) > 98 > 致命的失敗

[メイン] アイシャ : 🌈

[メイン] デンジ : 🌈

[メイン] デンジ : 「あちゃ〜頼みましたよアイシャさ〜〜ん!!」

[メイン] GM : デンジは転けて女の子にぶつかる。

[メイン] アイシャ : わかった、三安で代用良いですか?

[メイン] デンジ : 「ぐえ!かってぇな…」

[メイン] GM : すると女の子の身体は灰のように風化し、崩れ落ちる。そしてテレビの電源が勝手に入り、ノイズ交じりに「だから駄目って言ったのに」という声が部屋に響く。SANc(1/1d4+1)

[メイン] アイシャ : !!

[メイン] アイシャ : CCB<=43 (1D100<=43) > 60 > 失敗

[メイン] アイシャ : 1d4+1 (1D4+1) > 4[4]+1 > 5

[メイン] アイシャ : 🌈

[メイン] アイシャ : CCB<=55 (1D100<=55) > 25 > 成功

[メイン] GM : アイシャはアイデアを振って下さい

[メイン] アイシャ : 🌈🌈

[メイン] GM : 1d10 (1D10) > 6

[メイン] デンジ : ccb<=54 (1D100<=54) > 84 > 失敗

[メイン] デンジ : 1d4+1 (1D4+1) > 4[4]+1 > 5

[メイン] system : [ アイシャ ] SAN : 43 → 38

[メイン] GM : 殺人癖、あるいは自殺癖

[メイン] デンジ : ccb<=45 (1D100<=45) > 74 > 失敗

[メイン] system : [ デンジ ] SAN : 54 → 49

[メイン] アイシャ : choice 自殺 他殺 (choice 自殺 他殺) > 自殺

[メイン] デンジ : 「………いってぇ」

[メイン] デンジ : 「ア?」

[メイン] アイシャ : 「うぉオオオオ」そこら辺に頭ぶつけます

[メイン] デンジ : 「おい!何やってんだアイシャ!」

[メイン] 少女 : 「うええ!?」

[メイン] アイシャ : 「うぉオオオオ」

[メイン] デンジ : 「すげぇ速さで頭打ってんなァ〜〜〜」

[メイン] 少女 : 「そんな悠長なこといってる場合ですか!?」

[メイン] デンジ : 「仕方ねェからよ〜〜〜王子様のキスとやらで目覚めさせてやるからよ〜〜〜」

[メイン] デンジ : ccb<=90 チェンソーマン (1D100<=90) > 95 > 失敗

[メイン] デンジ : (^^)

[メイン] アイシャ : 🌈

[メイン] GM : 下手くそなキスでは正気に戻りませんね

[メイン] デンジ : 「今気づいたが頭打ってるところにオレの頭潜り込ませればキスし放題なんじゃねえか〜〜?」

[メイン] 少女 : 「この人はなにを言ってるんですか!?」

[メイン] 少女 : CCB<=60 言いくるめ (1D100<=60) > 89 > 失敗

[メイン] デンジ : 🌈

[メイン] アイシャ : 🌈

[メイン] 少女 : 「ああ!上手く落ち着けさせる言葉が思い浮かばない」

[メイン] デンジ : 心理学で分析でもすっか〜〜

[メイン] デンジ : ccb<=35 心理学 (1D100<=35) > 73 > 失敗

[メイン] デンジ : 「何考えてるのかわかんねぇ〜」

[メイン] 少女 : CCB<=50 値切り (1D100<=50) > 81 > 失敗

[メイン] 少女 : 「私はなにをやってるんだ~!?」

[メイン] デンジ : 「まぁいいか枕持って来てくれ」

[メイン] 少女 : 「は、はい!」

[メイン] 少女 : 隣の部屋に枕を取りに行く。

[メイン] デンジ : 「その間頭打ちつけるの止めておくからよォ〜」

[メイン] デンジ : 「持って来たな、これを敷いて枕に頭を打ちつけるアイシャの完成だからよ〜〜〜!」

[メイン] アイシャ : えぇ‥

[メイン] デンジ : あと一定時間すれば戻るだろ

[メイン] 少女 : 「だからなにをやってるんですか!」
「そして変なことを手伝わせないで下さい!」

[メイン] アイシャ : それはそう

[メイン] デンジ : 「でもこうしないと頭打ち続けるしなァ〜」

[メイン] デンジ : そろそろ本気出して治すか

[メイン] デンジ : ccb<=90 チェンソーマン (1D100<=90) > 58 > 成功

[メイン] デンジ : 「目覚めはどうだァ〜アイシャ」

[メイン] アイシャ : 「凄く落ち着いた(^^)」

[メイン] アイシャ : 部屋に宝石はありますか?

[メイン] GM : ないですね

[メイン] デンジ : また部屋を入り直して見るか

[メイン] アイシャ : ゾッ!!?!?!

[メイン] アイシャ : 入り直します

[メイン] デンジ : 一旦出るぞォ〜!

[メイン] デンジ : 「しかしアイシャのデコがめっちゃ赤くなってるな」

[メイン] アイシャ : 「そうですか?」

[メイン] デンジ : 「アイツらも見たらびっくりすると思うぜ」

[メイン] アイシャ : 「えぇ‥」

[メイン] デンジ : 「さてと、少女は復活してるか気になるなァ〜」

[メイン] アイシャ : 「ひどくない?」

[メイン] GM : 入り直すと先ほど風化した女の子がいますね

[メイン] デンジ : 「武器人間と一緒」

[メイン] アイシャ : えぇ‥

[メイン] アイシャ : どんな感じですか?

[メイン] デンジ : じゃあ料理作るかァ〜

[メイン] デンジ : ccb<=90 チェンソーマン (1D100<=90) > 77 > 成功

[メイン] デンジ : 「出来たぜアキ家特製カレー!」

[メイン] アイシャ : 「うんまほぉ〜〜〜」👀✨

[メイン] 少女 : 「あっ…良い匂い」

[メイン] アイシャ : 女の子は?

[メイン] 女の子 : 黙って3人の様子を見ている。

[メイン] デンジ : 「お前も食うかァ〜〜?」

[メイン] アイシャ : 「食べてください」

[メイン] 女の子 : 「お父さんがダメって言ってるから食べられないの」

[メイン] アイシャ : 三安で説得はできますか?

[メイン] デンジ : 「じゃあオレがお父さんになるからそれでいいと思うからよぉ〜」

[メイン] アイシャ : えぇ‥

[メイン] デンジ : 「お母さんはお前だぜ〜〜アイシャ」

[メイン] アイシャ : 「えぇ‥良いですが」

[メイン] 少女 : 「ほら、こんなに美味しそうだよ」
ひと口カレーを食べてみせる。

[メイン] デンジ : じゃ、説得頼むぜ

[メイン] アイシャ : CCB<=90 三安(説得) (1D100<=90) > 74 > 成功

[メイン] GM : 少女がカレーを食べる姿を見て、女の子は少しだけ羨ましそうな顔をしてから透けるように消えていく。

[メイン] アイシャ : えぇ‥

[メイン] GM : 女の子のいた場所には宝石が落ちている。宝石の中には『G』の文字が浮かんでいる。

[メイン] デンジ : 「これがGストーンかァ〜」

[メイン] 少女 : 「うぇっ!?」
急な出来事に驚く。

[メイン] アイシャ : 宝石を手に入れて帰りますね

[メイン] デンジ : 「帰るぜ〜食ったしな」

[メイン] アイシャ : 「戻りますか」

[メイン] 少女 : 「う、うん…」
消えた女の子を探すように部屋を見回してから2人に着いていき部屋から出る。

[メイン] GM : 部屋から出ようとすると、扉の内側に赤い文字が浮かんでいるのが見える。
「私はあの子の代わりにたくさん食べた。そしてあの子の代わりにキスをした。」

[メイン] デンジ : 「オレもアイシャにキスしちまったなァ〜」

[メイン] アイシャ : 「ただいま」

[メイン] デンジ : 「戻った」

[メイン] 御剣怜侍 : 「アイシャ……さっきなんで一回すぐに出てすぐに戻ったかわからないが……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「なんで額が真っ赤なのだ……?」

[メイン] 少女 : 「戻りました…」
浮かない顔で

[メイン] ロックスター : 「きたか」

[メイン] アイシャ : 「私にもわからん」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そうか…………ところで……なぜ浮かない顔をしているんだ?」

[メイン] デンジ : 「アイシャが激しかったからなァ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「なっ……激しかった……!?」

[メイン] 御剣怜侍 : 少女にそう問いかけながら、まさかと驚愕する私だった。

[メイン] ロックスター : 「ええ……」

[メイン] アイシャ : 「セクハラか?」

[メイン] 少女 : 「あの子に、悪いことしちゃったかなって…」
経緯を話す。

[メイン] 御剣怜侍 : 「…………そうか」

[メイン] デンジ : 「いや〜事実を話してるだけだしな…」

[メイン] 御剣怜侍 : 「飛び降りた少女の話を聞いてしまった時点で……ある程度察しはついていたが……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「何も、食べずに……」

[メイン] ロックスター : 「まァ少女の望みを叶えたのは事実たあ思ってんすがね……すがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : こうなることはわかっていたはずだが、やるせない気持ちで胸がいっぱいになる。

[メイン] 御剣怜侍 : だが、どうしたってもう残る謎は……この窪みに嵌めるべき宝石は何か、そして……なぜ少女が記憶喪失なのか。

[メイン] 御剣怜侍 : 「『G』の宝石は結局出て来た、これでもう罪は欠けていないはずだ……ゆえに罪で欠けているものを窪みに埋めるというわけではないのだろう」

[メイン] アイシャ : 「なんでしょうか?」

[メイン] ロックスター : 「心当たりはあるんすかね……?」

[メイン] デンジ : 「ほ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 意識を失う直前の、あの声を思い出す。「面白い、その愛をたしかめてみせろ」……と。

[メイン] 御剣怜侍 : 「愛……か」

[メイン] 御剣怜侍 : だが、果たしてそう単純な物だろうか?

[メイン] 御剣怜侍 : ……それにしてもこの台座……

[メイン] 御剣怜侍 : 『墓石』のような色を……

[メイン] 御剣怜侍 : いや違う……もっと発想を遡らせろ……!

[メイン] 御剣怜侍 : 過去に『逆転』させろ……!

[メイン] 御剣怜侍 : ―――……!!!

[メイン] 御剣怜侍 : 私は台座を卓代わりに叩く。

[メイン] 御剣怜侍 : 「そういうことか……まさか少女に対して生じていた疑念がここで大きく出るとはな……」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は、少女を一瞥すると。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……『F』の宝石だ。それで全ては終わるだろう」

[メイン] デンジ : 「いや、置くのは違うぜ」

[メイン] アイシャ : 「!!」

[メイン] デンジ : 「Wだろ」

[メイン] ロックスター : 「!?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「むっ…………?」

[メイン] 御剣怜侍 : あの男……ナルホドにおちょくられるのが私だ。こんな肝心の場面で、だ。だが何か大事な物がかかっているのは間違いない。ここでは慎重になるべきだ。

[メイン] 御剣怜侍 : デンジの意見を聞こう。

[メイン] 御剣怜侍 : 「デンジよ、何故Wだと思う―――」

[メイン] デンジ : 「喫茶店で名前を教えるつもりだったのならそこで貰った宝石はWとA、ラテン語に直すとIraとAvaritia」

[メイン] デンジ : 「名前として読めるのがiraしかないって事だぜ」

[メイン] デンジ : 「Gulaも考えたがよく分かんねえな、引っかけじゃねえか?」

[メイン] デンジ : 「考察外れたらしらねェ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は一旦、自分の中で生じた発想を保留にする。

[メイン] アイシャ : 「?」

[メイン] 御剣怜侍 : ……考えてもみろ、これは墓石のようにも見える。もしもこれが名前を入れるべきなら……そっちのほうが正しいようにも思える。

[メイン] 御剣怜侍 : どうする! ……デンジの意見通り、Wか……?

[メイン] アイシャ : 「二回まで良いので一回試してみましょう」

[メイン] 御剣怜侍 : ……悩んでいても仕方あるまい、この場面……私の検事としての考えを、ここで突きつけるべきだ! それでデンジこそが説得力があるのなら……!

[メイン] 御剣怜侍 : 「待て」

[メイン] 御剣怜侍 : 「よくないことが起こる……たとえ一回目でも、だ」

[メイン] アイシャ : 「わかった」

[メイン] ロックスター : 「すがね……」

[メイン] デンジ : 「どうせ後には引けねェからなァ〜〜〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「私はここに、『F』が嵌めるべき……宝石だと主張する! 仮に間違えていたとしてもその時はデンジの『W』を嵌める……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「その為に、私がそう主張する理由を聞いてほしい」

[メイン] アイシャ : 「一蓮托生ですよ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「頼もしいなアイシャ……では私の考えはこうだ」

[メイン] ロックスター : 「聞くんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「私は北の部屋……その引き戸の先でベッドを見た。あれは……デンジから後から聞いたが二人分の余裕があった、そこにカエルのぬいぐるみが置かれていた……そして、その部屋のカーペットにはある物が散乱していた」

[メイン] 御剣怜侍 : 「お姫様が登場する絵本だ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そしてこれもまた……デンジから聞いたが、そこの少女は「お姫様に憧れている」ような発言をしていたようだ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「煌びやかな衣装をまとい、クルクルと踊る事までしたらしいな」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……思うに、少女よ……これはまだ一つ目の理由に過ぎない上に確固たる証拠ではない……が! 主張する」

[メイン] 御剣怜侍 : 「あの部屋は2人部屋で……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「あの飢えた少女と共に、君は暮らしていた可能性がある!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そしてあの絵本も、Fの宝石をはきだしたぬいぐるみも、君の所有物だったかもしれないのだ!」

[メイン] 少女 : 「…!」

[メイン] 御剣怜侍 : そして、これが最後だ……これこそ発想の逆転。時間的な物だ。判断材料は「今」でも、「未来」でもない……遡る。

[メイン] 御剣怜侍 : 『過去』に!

[メイン] 御剣怜侍 : 「そして……ターよ、心苦しいかもしれないが、この少女が記憶を失う前に……貴様は少女に何をされたかな?」

[メイン] ロックスター : 「…………逆ナン……だとは思ってんすがね……」

[メイン] ロックスター : 「ウァッ…」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……そうだ、逆ナンだ……私はこの少女の悪行をすっかり時間が経つにつれ忘れかけていた……だがそれでも少女に対して、疑念を抱き続けた。が、ターも忘れてなかったようだな」

[メイン] アイシャ : 背中ポンポンします

[メイン] 御剣怜侍 : 「その逆ナンは……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「七つの大罪でいえば!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「何の罪にあたるか!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「それは―――」

[メイン] ロックスター : (あったけえだろ…)

[メイン] 少女 : 身に覚えのないことを言われてきょとんとしている。

[メイン] 御剣怜侍 : ▼色欲(Fornicato⇔Fornication)

[メイン] 御剣怜侍 : 「これだ……! 色欲っ!」

[メイン] デンジ : 「なるほどなァ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「つまりは……それを英語とラテン語にした時の……頭文字Fだっ!」

[メイン] アイシャ : 「!?」

[メイン] ロックスター : 「!!!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「デンジ……どうだ、この主張に納得がいったなら……私がこの台座に『F』を真っ先に嵌める」

[メイン] 御剣怜侍 : 「根拠はあるが証拠はない……それもまた事実だからな、反論はいくらでも受け付ける」

[メイン] デンジ : 「まぁいいんじゃねえの?見てないから逆ナンしたこの少女が速攻他の男に乗り移ったとは思えねぇけどなァ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「すまないなデンジ……だがこの御剣、泣きの一回として受け取ってくれ……これが失敗なら、Wだ」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はFの宝石を握りしめ、台座に近づく。

[メイン] 御剣怜侍 : 「よくないことが起これば、私が全て受ける……どこに降り注ぐかはわからないがな」

[メイン] デンジ : 「ターに降り注がねぇかなァ〜〜〜」

[メイン] アイシャ : 「ひどくない?」

[メイン] デンジ : 「逆ナンされた罪だろ」

[メイン] ロックスター : 「おれ一人に降り注ぐのは勘弁だけど1/4くらいは引き受けてもいいんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ではその時は半分は耳で受けよう」

[メイン] 御剣怜侍 : そうわけのわからない冗談を言いながら、私は

[メイン] 御剣怜侍 : 『F』という文字の浮かんだ宝石を

[メイン] 御剣怜侍 : 台座の窪みに嵌めた―――……

[メイン] デンジ : 「ホントはダメだけど!」

[メイン] デンジ : 「ひでぇ事だけど…!」

[メイン] アイシャ : 「!」

[メイン] デンジ : 「彼女とかもホントは……!5人!!」

[メイン] デンジ : 「10人くらい彼女欲しい!!」

[メイン] アイシャ : 「!?」

[メイン] 御剣怜侍 : どうなる……ってデンジ、貴様……!この場面で、縁起でもないような願いを言うな……!

[メイン] ロックスター : 「ええ……」

[メイン] デンジ : 「たくさんセックスしたいい!!」

[メイン] デンジ : 「だから……」

[メイン] デンジ : 「だから俺…チェンソーマンになりたい…!」

[メイン] アイシャ : 「何言ってんだお前ェ!」

[メイン] GM : 怜侍が置いたその宝石は粉々に砕け、風化する。そして、探索者たちの背後には…

[メイン] GM : 巨大な鳥のような怪物が出現する。
シャンタク鳥を目撃した探索者はSANc(0/1d6)

[メイン] ロックスター : ccb<=33 (1D100<=33) > 67 > 失敗

[メイン] ロックスター : 1d6 (1D6) > 4

[メイン] アイシャ : CCB<=38 (1D100<=38) > 75 > 失敗

[メイン] system : [ ロックスター ] SAN : 33 → 29

[メイン] デンジ : ccb<=49 (1D100<=49) > 29 > 成功

[メイン] アイシャ : 1d6 (1D6) > 1

[メイン] 御剣怜侍 : CCB<=40 (1D100<=40) > 33 > 成功

[メイン] ロックスター : 「どう考えても良くないことっぽい何かが起きたァ!!!!!」

[メイン] 御剣怜侍 : 馬鹿な……!!!

[メイン] ??? : 「GAAAAAAAA!!!!」

[メイン] system : [ アイシャ ] SAN : 38 → 37

[メイン] ロックスター : (ロックスターからの心証が悪くなったようだ……)

[メイン] 少女 : 「うええ!?なにあれ!?」

[メイン] デンジ : 「オレたちの邪魔ァすんなら死ね!」

[メイン] アイシャ : 戦闘ですか?

[メイン] 御剣怜侍 : 少女の位置によりますが少女をできるかぎり、我々の後ろにやって守ります。

[メイン] デンジ : ccb<=90 チェンソーマン (1D100<=90) > 4 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] アイシャ : !?

[メイン] 御剣怜侍 :

[メイン] ロックスター :  

[メイン] ??? : 「!?」

[メイン] 御剣怜侍 : 「な……デンジ……!?」

[メイン] デンジ : 「デビルハンターとしては悪魔は…ぶっ殺さねぇとなぁ!」

[メイン] 御剣怜侍 : なんだ、なんだこれは……!? 私のミスで怪物を呼び出してしまった後悔で胸がいっぱいになるより前に、私は驚愕していた。

[メイン] アイシャ : 「えぇ‥」

[メイン] 御剣怜侍 : 「まさか貴様……本当にチェンソーマンだったのか!?」

[メイン] ロックスター : 「なんだ!?なんだ!?」

[メイン] 少女 : 「こ、こっちも一体なんなの!?」

[メイン] アイシャ : 「私にもわからん」

[メイン] GM : クリなので一撃で倒されました

[メイン] アイシャ : つよい

[メイン] ロックスター : つよい

[メイン] ??? : 次間違えたら…みたいな仕草をして失せる

[メイン] ロックスター : こわい

[メイン] 御剣怜侍 : 「……」

[メイン] アイシャ : 「またね〜〜!」

[メイン] 御剣怜侍 : ぽかーんとしているが、すぐにはっとする。

[メイン] 御剣怜侍 : 「デンジよ……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「おそらく、貴様の推理こそ正しいだろう」

[メイン] デンジ : 「はァ〜〜〜スッキリしたぜ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「そして……感謝する」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は粉々に風化した『F』の宝石だった物を見ながら、デンジの提案した『W』の宝石をデンジに渡す。

[メイン] 御剣怜侍 : ……その愛をたしかめて。愛……。

[メイン] 御剣怜侍 : その可能性も考えていたが。

[メイン] 御剣怜侍 : 私は、どうしても理屈で考えてしまっていた。こういう場面でデンジという男はやはり、私以上に頼りになる。

[メイン] デンジ : 「まァ間違っててもよォ〜ぶっ殺せばいいからよォ〜〜!!嵌めるぜェ!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「頼む……!」

[メイン] アイシャ : 「‥‥」

[メイン] ロックスター : 「最後のチャンスっぽいんで頼むんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 二回間違えても、ここから出ることは不可能ではない……が。

[メイン] デンジ : 「間違ってたら知らねぇ〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 何か取り返しのつかない事が起こる……!

[メイン] 少女 : その様子をじっと見守る。

[メイン] 御剣怜侍 : 頼む……この可能性こそ、デンジの示した主張こそ……

[メイン] 御剣怜侍 : 『愛』を確かめる物であってくれ……!

[メイン] GM : デンジが宝石をはめると、台座から目を開けていられないほどのまばゆい光が溢れだす。

[メイン] デンジ : 「アァ〜?」

[メイン] アイシャ : 「!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「!」

[メイン] ロックスター : 「!」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は安堵すると同時に、まばゆい光に目が眩んだ。

[メイン] 御剣怜侍 : 「何だ……?」

[メイン] GM : 気が付くと『少女』と探索者たちは真っ暗な空間に立っており、目の前には制服を着た高校生くらいの少女がいる。デンジとターとアイシャは、彼女があの自殺した制服の少女であると気づくだろう。

[メイン] アイシャ : 「あれは!?」

[メイン] ロックスター : 「あいつァ飛び降りた……!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「何……!?」

[メイン] 御剣怜侍 : あれが、三人の見た……飛び降りた少女?

[メイン] デンジ : 「アイツはァ〜〜〜」

[メイン] GM : 制服の少女は呆然としている『少女』を抱きしめて、こう声を掛ける。

[メイン] 女子学生 : 「お姉ちゃんは優しいから、耐えられなかったんだね」

[メイン] 女子学生 : 「だから嫌なこと、見ないふりしていっぱい我慢してたんだね」

[メイン] 女子学生 : 「でも、もういいんだよ。嫌なことには怒っていいの。それが当たり前なんだから」

[メイン] GM : 『少女』は何も言わず、静かに涙を流している。

[メイン] GM : 制服の少女は『少女』から離れると、今度は探索者たちに向かって頭を下げる。

[メイン] デンジ : ✌️

[メイン] 女子学生 : 「皆さんも、本当にありがとうございました。巻き込んでごめんなさい」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……いや、いい」

[メイン] デンジ : 「巻き込まれ事故だったぜ〜〜!」

[メイン] アイシャ : 「またね〜〜!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「私こそ、間違った主張によって……その少女を危険な目に遭わせてしまったのだ」

[メイン] 御剣怜侍 : 「こちらからも、謝ろう……すまない」

[メイン] ロックスター : 「なんか知らねえが……良かったなァ……!!」
目の前の光景だけで判断する単純なウニ頭である

[メイン] GM : そして探索者たちは再び光に包まれる。今度は、全てを癒すような優しい光に。

[メイン] デンジ : 「ポチタみたいだ…」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……帰れるのか……フッ」

[メイン] アイシャ : 「良かったですね」

[メイン] ロックスター : 「解決したみてェだなァ!」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 気が付けば、探索者たちは元の路地裏に戻っている。日はすっかり暮れている。

[メイン] 御剣怜侍 : 「くっ……ここは……あ、あの路地裏……やはり元に……」

[メイン] デンジ : 「終わった事だし飯食いに行くかァ〜〜アイシャ」

[メイン] アイシャ : 「う〜んここは?」

[メイン] 御剣怜侍 : 私はふと少女の方を見る。

[メイン] 少女 : 座り込んでいたが静かに立ち上がる。

[メイン] ロックスター : 「うぐっ……生きて帰れたかァ……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……すまなかった」

[メイン] 少女 : 「いいんです。私、全てを思い出せましたから」

[メイン] 御剣怜侍 : 「全てを……」

[メイン] アイシャ : 「寂しくないですか?」

[メイン] デンジ : 「ア〜〜本当に疲れたぜ」

[メイン] ロックスター : 「なるほどなァ……」

[メイン] 御剣怜侍 : あの制服の少女の言っていた事が脳を過ぎり続ける……この少女はその全てを背負い続けて来たのだろう。

[メイン] 少女 : 「あの子が、妹が言っていた通り、向き合わなきゃ!」

[メイン] デンジ : 「向き合うためにもよォ〜先ずは腹拵えしないとなァ〜」

[メイン] アイシャ : 「そうですか!頑張ってください!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……そうか、向き合う……か、強いな、君は」

[メイン] ロックスター : 「よく言った!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「君を疑ってすまない。もしも何か……罪滅ぼしになる事があれば、いつでも私にでも相談してくれ」

[メイン] デンジ : 「今日も御剣とターの奢りらしいからよォ〜食いに行こうぜ〜〜!」

[メイン] 御剣怜侍 : 検事バッジを見せる。

[メイン] ロックスター : 「罪を滅ぼすどころか作るバッチなんすがね……」

[メイン] 御剣怜侍 : 「フッ……それもそうだな」

[メイン] アイシャ : 「それはそう」

[メイン] 少女 : 「はい。そのときはよろしくお願いします」

[メイン] デンジ : 「つーか名前聞いてなかったな、俺はデンジ、よろしくなぁ!!」

[メイン] 少女 : 「…あっ、そういえばまだ名前を名乗っていませんでしたね」

[メイン] アイシャ : 「私はアイシャです」

[メイン] 御剣怜侍 : 「私は、御剣怜侍だ」

[メイン] ロックスター : 「おいアンタ…ロックスターって名は知ってるだろ……?」

[メイン] デンジ : 「知らねェな」

[メイン] 少女 : 「私は円海。硯里 円海っていいます」

[メイン] ロックスター : 「おれァこんな屈辱を受けたのは初めてだ!!!」

[メイン] デンジ : 「漢字苦手だから読み方分かんねェからよ〜〜」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……そうか、覚えておこう。忘れはしないさ」

[メイン] アイシャ : 「また会いましょう!」

[メイン] 硯里 円海 : 「すずりまどかです~」
ぷぅっとほほを膨らませる。

[メイン] 御剣怜侍 : 「ターよ、私は知っているぞ、ロックス・ター……だろう?」

[メイン] デンジ : 「まどかかァ〜よろしくなァ〜!」

[メイン] ロックスター : 「うわ!!!!!」
変な区切りが着いてはいたが名前を憶えられていた嬉しさで涙が出る

[メイン] アイシャ : 「良かったですね」背中ポンポン

[メイン] デンジ : 「早く飯食いに行くぞ飯
勿論御剣とターの奢りだなァ〜〜〜!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「ああ、奢ってやろう。存分に」

[メイン] アイシャ : 「行きましょうか」

[メイン] ロックスター : 「うぐっ……このめでてえ場でとやかくは言わねェ! おごりだァ~!!」

[メイン] 硯里 円海 : 「わーい!」

[メイン] デンジ : 「そうだアイシャ、相席いいか?」

[メイン] アイシャ : 「良いですけど」

[メイン] 御剣怜侍 : こうして私と、ターは存分に茶だろうが料理だろうが奢ってやる事となった。ほんの数分前までの雰囲気が嘘のように和気藹々と。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……フッ、貴様らもより親密になったな」

[メイン] アイシャ : 「それはそう」

[メイン] デンジ : 「ヤッター!!」

[メイン] ロックスター : 「まァ悪いことばっかじゃなかったてことすね……」

[メイン] 硯里 円海 : 「じゃあ私はターさんの隣に座ろうかな!」

[メイン] デンジ : 「ちなみにこれナンパに有効らしいぜ」

[メイン] ロックスター : 「!?」

[メイン] ロックスター : 「ど、どうぞなんすがね……!!」

[メイン] 御剣怜侍 : 「……ま、まさか……ほ、本当はやっぱり『F』なのか……!?」

[メイン] デンジ : 「コイツなんでモテてるんだ?」

[メイン] 硯里 円海 : 「ふふふ~♪」

[メイン] アイシャ : 「わからん」

[メイン] 御剣怜侍 : 私は思わずたじろぐ中、自分がこの空気に置いてかれる事に気づきながらも、フッと笑いで流した。

[メイン] 御剣怜侍 : 「ナルホド……貴様の言う通りだ、不思議な事があるものだな」

[メイン] 御剣怜侍 : そう小声でふと呟き、茶を啜る……。

[メイン] デンジ : アァ〜平和ってやっぱりいいぜ…

[メイン] 御剣怜侍 : こうして時間は過ぎていく……。さて、休日が終われば検事としてまた腕を存分に振るってやろうではないか。

[メイン] 御剣怜侍 :  

[メイン] 御剣怜侍 :  

[メイン] GM : 後日、探索者は耳にするだろう。高校生の娘が今まで父親から受けていた虐待を告白し、その父親が逮捕されたというニュースを。

[メイン] GM : それと同時に安堵するかもしれない。あの時出逢った少女が、ちゃんと前を向いて歩いているということに。

[メイン] 御剣怜侍 : 「……検察側、元より」
縁とは不思議なもので巡り巡ってやってくるものだ。

[メイン] 御剣怜侍 : 余罪もしっかり調べ上げた。

[メイン] 御剣怜侍 : 貴様には少女が向き合った分の罪をかぶせてやろう。

[メイン] 御剣怜侍 : 私は、少女が向き合った先と同じ者を見据えて、検事として今日も腕を振るった。